元生技データサイエンティストのメモ帳

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G検定が機械学習初学者にも実務経験者にもおすすめできる良い資格だった件

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こんにちは、sue124です。

最近までG検定を受験するためにその出題範囲の勉強をしたところ、

「これは初心者にも、すでにある程度実務経験がある人にもおすすめできる」

と感じたので、今回はそのことに関して書いていきたいと思います。

G検定とは

G検定(ジェネラリスト検定)とは、一般社団法人日本ディープラーニング協会が実施している、ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを確認するための試験です。

日本ディープラーニング協会のサイトでは

ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する」

とされています。

www.jdla.org

G検定の試験では人工知能ディープラーニングに関する幅広い内容が出題されます。

以下では「初学者」と「実務経験者」に分けて、私がG検定をおすすめする理由を書いていきます。

おすすめする理由

機械学習初学者におすすめする理由

日本ディープラーニング協会は以下のサイトでG検定を以下のように定めています。

G検定は、すべてのビジネスパーソンが持つべきリテラシー

www.jdla.org

このような理念のもとで出題範囲が設定されているため、G検定の勉強をすることでビジネスにAI・ディープラーニングを適用するために必要な知識を一通り得ることができます。

その出題範囲は広く、1950年代の第一次AIブームに始まり、最新の技術トレンドや各国の政策が出題されます。

これを勉強すれば文字通り「すべてのビジネスパーソンが持つべきリテラシー」を身に付けられるので、「初学者が初手でG検定の勉強をする」というのは、非常に良い選択肢だと思います。

実務経験者におすすめする理由

G検定は実務経験者にもおすすめできます。

というのも、G検定の出題範囲は頻繁に見直されており、最新技術に関する問題もどんどん出題されます。
技術の移り変わりが早いこの業界において、これはかなりありがたいです。

最新の出題範囲(シラバス)は以下のサイトから取得できます。

www.jdla.org

2021年7月の最新版では、プルーニング、量子化のようなモデル軽量化や、OpenAI昨年発表されたGPT-3も入っており、最新の技術動向を追った上で深く勉強していないと答えられないものも含まれます。

G検定の出題範囲(シラバス)を追うことで、ある程度最新の技術動向をフォローすることができる、というのが実務経験者にもおすすめできる理由です。

すでにG検定を持っている人でも、上述のサイトの出題範囲(シラバス)を見てわからない単語があれば調べる、という使い方もおすすめです。

まとめ

今回は私が感じた「G検定の初学者にも実務経験者にもおすすめする理由」をまとめてきました。
これからも機械学習、AIに関する学習を続けていくので、定期的に他の人にもおすすめできる情報があれば定期的に発信していきたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。