元生産技術者なデータサイエンティストのメモ帳

生産技術を辞めてからデータサイエンティストになるにあたって勉強したことの備忘録とか雑記とか

安定している大企業をやめてデータサイエンティストを志した経緯

こんにちは、sue124です。
この1月にデータサイエンティストへの転職を果たしましたので、今回は私がデータサイエンティストを志すようになった経緯を書いていきたいと思います。

1. 大企業に入った経緯

まずは大企業に入った経緯から書いていきたいと思います。

高校までの私は受験勉強に明け暮れている学生でした。
今思うと「高い点を取る」ことにばかり執心していて「何のために学ぶか」という大切なことが欠落していました。
(この頃の自分を引っ叩きたい)

高校を卒業して行きたかった大学に入れたわけですが、「何のために学ぶか」が欠落していた私はすっかり向上心を失います。
かと言って大学生の間に何かやりたいことを見つけることもできませんでした。

ギリギリ留年しない程度に勉強し、あとは遊んでるというようなダメな大学生活を送っていました。

「能ある鷹は爪を隠す」とはよく言ったものですが、厳重に隠しすぎてもはやそもそも爪はなかったのではないか、という状態でした。

時間が過ぎて就職先を考えない時期が来ました。
高校時代に「物理が得意」という理由だけで選んだ物理工学科では「ものづくり」に関する知識を学ぶことが多かったので、何となく「安定しているメーカーに就職して、安定した暮らしができればいいや」というところに一旦落ち着きました。
幸い所属した研究室の推薦枠があり、希望していた企業に入ることができました。

2. 大企業に入るも「ここではやってけない」

大企業に入って経済的には安定した生活を送ることができました。
ただ学生時代に「やりたいこと」を見つけられず、自分と真面目に向き合うことを疎かにしたまま選んだ仕事は、私には合っていませんでした。

私は正直なところコミュ力が高い方ではないので、「調整」「折衝」といったものは苦手なのですが、「調整」や「折衝」が業務の大部分を占めていました。組織が大きかっただけに「調整」「折衝」に割かなければいけない労力は膨大なものでした。
技術的なことに取り組めると思っていただけに、これは入社前に想像していたこととかなりギャップがありました。


調整業務の辛かった例の1つとして、こんなことがありました。
特に私のいた会社は、その業界の景気が良かった頃に入社した世代(50歳前後)が一番社員数が多く、私が入社した頃にその世代の方々がいわゆる「担当部長(部下なし部長)」になっていて、それぞれが社内の影響力をかなり持っている状態でした。
組織が大きくて正直自分では関係部署や「担当部長」の方を全て把握できない状態だったのですが、そういった方が何か決まりかけた頃にあちこちから出てきて「俺は何も聞いていない」と言って、全てを白紙に戻して行くことがままありました。しかもそういう方々は「用があるなら担当者の方から逐一説明に来い」という感じで、協力的とは言えないスタンスであったので、かなり苦労しました。

また説明をしに行ってももらえるのは「評論」だけで、プラスになることがあまりなかったことも、徒労感を増幅させていました。


上記のようなことや、「無理難題を担当者ひとりに負わせて、周りは知らんぷり」だったり、「新入社員を全然入れてくれないのにインターンシップの受け入れは年2回(各2週間)しないといけない」などなど、理不尽なことが多くあり、モチベーションを上げられない日々が何年か続きました。

そんな時発表された会社の中期事業計画にこんな言葉が。


 _人人人人人人人_
 > 人員3割減 <
  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


これを見て、完全に会社から心が離れました。

3. データサイエンスとの出会い

会社の中期事業計画が発表された頃、会社の上層部が世間でビッグデータの活用で成果を上げているのを見て「我が社でもビッグデータの活用を進めよう」と言い始めたのが、私とデータサイエンスとの出会いでした。

前述の通り調整業務が大半を占める仕事が合っていないと感じていた私にとって、「データ解析」「データ活用」を専門にできるデータサイエンティストはかなり魅力的でした。
私は迷わず社内で開かれていた勉強会に参加し、必要な知識を身につけて業務に活かしたそうとしました。

ただ最初は中々うまくいかないもの。初めて扱うPythonのエラーと向き合って、時間がいつもよりかかる、ということがざらに起きました。 
そして当時調整業務をかなり詰め込まれていた私に起こったことは、「上層部からビッグデータの活用が推奨されているのに、それをしようとすると『そんなことに時間を使うな』と先輩から説教される」というなんとも矛盾した事態でした。

こんなことが続いて、前述の通り会社から心が離れていた私は、「データサイエンティスト」としてのキャリアを歩むべく転職する決心をしました。

4. さいごに

こうやって言葉にして振り返ってみると「こんな決心をするなら、就職する前にちゃんと仕事の中身をちゃんと調べてから就職しろよ」と突っ込まざるをえないキャリアを歩んでますね。

このような経緯で「データサイエンティスト」になる決心をし、ベンチャー企業での全自動ドローンの試験担当を経て、今は某IT企業でデータサイエンティストをしています。
直接データサイエンティストに転職しなかったのは、いきなり未経験から転職するのが厳しかったため、これまでの生産技術の経験を活かせてデータサイエンスに少しずつシフトできる仕事を選んだためです。
(まぁこのベンチャーが色々酷かったのですが、それはまた別の話)


正直なところ新卒で入った会社は仕事が合ってなさすぎて、ストレスが酷くて鬱の一歩手前で白髪がかなり増えていたのですが、今ではそれらはなくなりました。
データサイエンティストとしてやってくには、これからも最新の技術のキャッチアップしていくために勉強し続けないといけないですが、それは全然苦ではなく、むしろ楽しみながらやってます。

データサイエンティストになるまで勉強したこと、今勉強していることも、またの機会に書いていきたいと思います。

チラシの裏の落書きみたいなモンでしたが、お読みいただきありがとうございました。